第六回公演『変人、苦心、献身。』

―――これは、カフカの出てこないカフカの話。

あらすじ

20世紀のはじめごろ。
ツム・シッフ館のとある部屋を、二人の男が訪れた。
一方はある作家を紹介するために。
もう一方はその才能を見極めるために。
しかし目当ての作家は自信をなくしてベッドに引きこもり、一歩も出ない構えを取る。
怒って帰ろうとする一方を引き止めるもう片方。
なんとか帰宅を遅らせようと、口から出まかせの嘘をつく男。
時間とともに嘘が膨らみ、いつしか作家は蚊帳の外に……。

作品紹介

劇団さいおうば初となる、名前のない演劇祭への参加作品。さいおうばの参加日程は3日間というコンパクトなスケジュールでありながら多くの方々との交流を得られ、劇団としても新たなお客様との出会いを果たした。なお、この日程は台風が上陸する直前であったため、劇団員は本番のウケよりもむしろバラシでずぶ濡れになるかどうかを恐れていた。

【作・演出】
寺腰玄
【出演】

小林アスマ
三浦那由多(劇団さいおうば)
盛野莉紗子

【スタッフ】
演出助手
大里尚輝(劇団さいおうば)
舞台監督
西田有希(劇団さいおうば)
舞台美術
澤田華 横山奏
音響
小林アスマ 寺腰玄
照明
小坂淳太
宣伝美術
夏目閑
衣装・小道具
西田有希(劇団さいおうば)
制作
大里尚輝(劇団さいおうば)
会計
三浦那由多(劇団さいおうば)
広報
西田有希(劇団さいおうば)
製作
劇団活劇工房
【会場】

北池袋新生館シアター

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